「ScreenCas (スクリーンキャス)」スクリーン配信に特化した専用アプリ

１、「ScreenCas (スクリーンキャス)」とは？

以前紹介した配信方法から、さらにスクリーン配信に特化した専用アプリ 「ScreenCas (スクリーンキャス)」が2018年12月6日にリリースされました。（現在はiOS版のみ） 対応端末: iOS 12 以上

スクリーンキャスはスマホの画面をそのままツイキャスで配信できる画面共有専用のアプリです。

【特徴】

- 長時間配信が可能。最大4時間まで自動で配信を続けられるのでゲームを中断させることなく集中してプレイできます。

- イヤホンをしながらゲーム実況ができるようになりました。音の入力を「マイク」「アプリ＋マイク」「アプリ」から選択できます。

 -専用アプリとして設計したことで、端末への負荷を最小化し、とても軽い動作でスクリーン配信を行うことができます。3G回線、WiFi など、どんな環境でも配信できます。 端末への負荷が少ないので、ゲームを起動していてもさくさく動きます。

大きく分けてこの3つが大きな特徴ではないでしょうか。以前の配信方法では出来なかった不便な部分がかなり改善されたと言えるでしょう。比較すると、正直以前の配信方法に特にメリットがなくなってしまいました。以前紹介したやり方で配信している方はぜひ切り替えてみることをお勧めします。

【その他の機能】

 - 高画質配信 鮮やかで動きのあるゲーム映像をそのままリスナーに届けることができます。 

-ミュートボタンで配信する音声を切り替えることで、自分の声だけを配信したり、ゲームの音声だけを配信することができます。

- 配信中に届いたコメントはポップアップで表示されるので、ゲームをプレイしながら会話ができます。  

- 「通知ぼかし機能」やワンタップで画面にモザイクをかける「プライバシー機能」で安心して配信することができます。

- カテゴリの追加リクエストを送信できるようになりました 。

この辺りは以前とほぼ変わらずスクリーン配信に慣れている方なら馴染みの機能かと思われます。特に変わった部分は無いようです。

２、配信方法

簡単にアプリの使い方を説明します。今回は注意点や、通信負荷を少なくする方法も少しだけ載せてみました。

①カテゴリー設定　配信中のゲームを登録することができます。 カテゴリーを登録すると、リスナーが配信を見つけやすくなります。

②コメント投稿　配信中のアカウントでコメントを投稿する事ができます。

③サムネイル設定　ライブ開始前にサムネイルを設定することができます。

④アカウント設定　通知や配信に関する細かな設定をすることができます。

⑤音量設定　iPhoneの音量調整ができます。普通に横のボタンでも変更できます。

⑥テロップ設定　画面に常時表示させるテロップを設定できます。 

⑦配信開始ボタン　確認メッセージが表示され配信が開始されます。※配信開始は必ず「スクリーンキャス」アプリのボタンから行い、マイクアイコンをタップして配信モードを切替えてください。  

⑧画面ロック　配信画面を任意の方向に固定します。

新機能について

最大4時間まで自動で配信を続けられるのでゲームを中断させることなく集中してプレイできます。ツイキャスの仕様上、4時間以上の配信はアイテムのコンティニューコインがあったとしても自動切断されます。

そしてこのバージョンから「イヤホン」をつけてゲーム実況できるようになりました。 リスナーさんにもアプリ音とマイク音の両方が届きます。 ただ、アプリによってはうまく音が入らないので気をつけてください。 

※先にゲームアプリを起動すると音声が取れない場合があります。最初にスクリーンキャスを起動してから配信を開始してください。 Bluetooth でも配信できますが、多くの場合イヤホンに比べて音質が落ちることが多いようです。 またゲーム中に音が消えるアプリもあるようです。音がでてないとコメントがきたら、ゲームアプリを一度閉じるかゲームアプリを起動しなおすと回復するようです。 他のアプリに依存するため、仕様上多少不安定なことがあります。

注意

- 配信はコントロールセンターではなく「スクリーンキャス」アプリ内のボタンを押して開始してください。 

- アプリ音だけ配信する場合でも最初は必ずマイクONにしてください。

- Bluetooth によっては遅延がでる場合がありますので、できるだけ有線イヤホンをご利用ください。 

-配信音声にのらない場合は、スピーカー出力に切替えて「マイク音(スピーカー)」を選択してください。

- 端末の温度があがったり電池残量が少なくなって省電力モードに切り替わると配信が安定しませんのでご注意ください。 

- バックグラウンドで動作しているアプリはできるだけ終了しておいてください 。

- ネットワークが安定した環境で配信してください。 どうしても配信が安定しない場合は、通知ぼかし機能をOFFにしたり画質を調整したりしてください。

- 超高画質モードと通知ぼかし機能は同時に設定できません。

- 通知ぼかし機能に遅延がある場合は、通信環境が安定した場所で配信して下さい。または、iPhoneの通知設定を切っておくことをおすすめします。

基本的には今まで通りの配信方法と同じですが、リリースされて間もない時期なので不具合も報告されているようです。これから改善されればより機能も向上するでしょう。私自身このアプリでの配信は数回のみしか経験がないので質問等はお答えできかねる部分もあると思いますが、間違いや疑問がありましたらお気軽にご連絡下さい。